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コラム

2026.09.04

なぜプランテクノは電気設備積算に特化しているのか

株式会社プランテクノは、建築設備の設計・積算を行う会社です。
その中でも、私たちが特に力を入れてきたのが電気設備積算です。

電気設備積算という仕事は、建物が完成したときに目に見える仕事ではありません。
設計図を読み、照明器具やコンセント、配管、配線、ケーブルラック、受変電設備などの数量を一つひとつ拾い出し、必要な工事費を算出していく。

非常に地道な仕事です。

しかし私たちは、この「積算」という仕事が、建築設備業界にとって非常に重要な仕事だと考えています。

今回は、なぜプランテクノが電気設備積算に力を入れているのか、その理由についてお話ししたいと思います。

 

積算は「誰かがやらなければならない仕事」

建築設備の仕事には、設計、積算、施工管理、現場管理など、さまざまな業務があります。
その中で積算は、少し特殊な立場にあります。
工事を受注するためにも、公共工事の予定価格を算出するためにも、設計段階で予算を確認するためにも、積算は欠かせません。

ところが実際の業務では、

「設計が忙しいけれど積算もしなければならない」
「現場を担当しながら見積りもしなければならない」
「入札が重なっているけれど、積算できる人が足りない」

といった状況が珍しくありません。

つまり、絶対に必要な仕事なのに、専門の人員や時間を確保しにくい仕事でもあるのです。

私たちは、そこに積算専門会社としての役割があると考えました。

 

「積算を外に出す」という選択肢をつくりたい

積算業務を自社ですべて抱える必要はありません。例えば設計事務所であれば、設計者は本来、建物の安全性や使いやすさ、設備容量、システム構成などを考えることに多くの時間を使うべきです。

ところが納期が迫ってくると、

設計をしながら、数量を拾い、内訳書を作り、金額を確認する。

こうした状態になってしまいます。

サブコンでも同じです。
現場や営業、見積担当者が大量の案件を抱えながら積算まで行えば、一人ひとりの負担は大きくなります。

そこで積算業務の一部、あるいは全部を外部の専門会社へ任せる。
そうすれば社内の技術者は、本来やるべき仕事に時間を使えるようになります。

プランテクノが目指しているのは、単純な「作業の代行」ではありません。

お客様の仕事に余力をつくること。

それが、私たちが積算代行を行う大きな理由です。

 

電気設備積算は「専門職」だと考えている

電気設備積算は、図面に書いてある数量を数えるだけの仕事ではありません。例えば配線を拾う場合でも、図面上の線を単純に測ればよいわけではありません。
盤の位置、配線ルート、天井高さ、立上げ・立下げ、ケーブルラック、配管方法などを考慮する必要があります。
図面にすべてが描かれているとは限らないため、場合によっては実際の施工方法を想像しながら数量を判断する力も必要になります。

また、公共工事であれば、数量だけではなく積算基準や歩掛、単価、内訳書などについての知識も必要です。

経験によって精度とスピードが大きく変わる仕事だからこそ、私たちは電気設備積算を単なる事務作業ではなく、一つの専門技術として考えています。

 

電気設備に特化することで精度を高める

建築には非常に多くの工種がありますが、プランテクノは電気設備に特化し経験とノウハウを蓄積してきました。

公共工事・民間工事の双方で、中~大規模建築物を中心とした積算を経験し、現在では数量拾い出しだけでなく、概算、実施積算、査定、内訳書作成、設計などにも対応しています。

電気設備という一つの分野を深く掘り下げることで、

電気設備積算ならプランテクノと言っていただける会社になる。

私たちはその方向を目指しています。

 

積算専門だからこそ「第三者の目」になれる

もう一つ、積算を専門にする大きな意味があります。
それが、第三者として図面を見ることができるという点です。

設計した本人は、当然ながら設計内容を理解しています。そのため図面に多少説明が不足していても、頭の中で補完してしまうことがあります。

しかし、その図面を初めて見る積算担当者は違います。

「この配線はどこまでなのか」
「この機器はどちらの仕様なのか」
「系統図と平面図の内容が違うのではないか」

積算するためには、こうした点を一つひとつ確認しなければなりません。

第三者が積算することは、設計図をもう一度、別の角度からチェックすることにもなります。

設計と積算をあえて分ける。

私たちは、この「第三者積算」という考え方には、今後さらに大きな価値が出てくると考えています。

 

積算を外注する目的は「人を減らすこと」ではない

積算を外注するというと、「人件費を削減するため」「自社で積算担当者を雇わないため」というイメージを持たれることもあります。
しかし、私たちは少し違う考え方をしています。

外注の最大のメリットは、必要なときに必要な業務を外部へ出せることです。

建設業界では、仕事量が常に一定とは限りません。
案件が重なる時期もあれば、比較的余裕のある時期もあります。
繁忙期に合わせて社員を増やすことは簡単ではありません。

だからこそ、

「今月は積算が集中しているから拾いをお願いする」
「この大型案件だけ積算をお願いする」
「公共工事の内訳書作成までお願いする」

といった使い方ができれば、社内の負担を平準化できます。

外注は人を減らすためではなく、無理な働き方を減らすための手段でもある。

これがプランテクノの考え方です。

 

「働くことを楽しむ」ための積算代行

プランテクノが大切にしている考え方の一つに、「働くことを楽しむ」があります。

仕事なので、もちろん大変なことはあります。
しかし毎日遅くまで働き、納期に追われ、余裕がなくなってしまえば、仕事を楽しむことは難しくなります。

それはプランテクノの社員だけの話ではありません。
私たちに仕事を依頼していただくお客様にも、できるだけ余裕を持って仕事をしてほしいと考えています。

積算を私たちが引き受けることで、

「設計者が設計に集中できる」
「現場担当者が現場に集中できる」
「営業担当者がお客様との打ち合わせに時間を使える」

そんな環境をつくることができれば、積算会社として非常に意味のある仕事ではないでしょうか。

 

まとめ~積算を通じて、建築設備業界の負担を少しでも減らしたい

電気設備積算は、決して華やかな仕事ではありません。
図面を読み、一つひとつ数量を拾い、確認し、積み上げていく仕事です。
しかし、その数字が工事予算になり、入札金額になり、最終的には建物をつくるための重要な基礎になります。

だからこそ私たちは、電気設備積算を専門技術として磨いていく価値があると考えています。

そしてもう一つ。

「私たちが積算を引き受けることで、お客様の仕事が少しでも楽になる」
「設計者が設計に集中できる」
「現場担当者が現場に集中できる」
「会社全体に少し余裕が生まれる」

「積算を代行する会社」ではなく、
積算を通じて、お客様が本来の仕事に集中できる環境をつくる会社」

それが、プランテクノが電気設備積算に力を入れている理由です。

 

著者情報 AUTHOR


 
大学中退、就職した施工管理会社の倒産、仲間との起業、そして過重労働からの脱出など、あらゆる難局を越えてついにたどり着いた自分たちの理想の会社。経営者として分からない事ばかりだが、日々試行錯誤し、より良い会社にすべく奮闘中。
電気施工管理8年・設備設計事務所9年を経て、現在に至る。

 取得資格

- 第三種電気主任技術者   H11年12月取得
- 第一種電気工事士     H12年1月取得

- 2級管工事施工管理技士    H13年2月取得
- 建築設備士        H22年6月取得

- エネルギー管理士     H23年11月取得

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